HoneyMamがお土産を買いに中華街にいこう、ということになった。電車の時間に少し余裕があったので、じゃあついでにどこかにいこうと、ネットで調べてみることにした。目に付いたのは山手イタリア山庭園の一角にある外交官の家。ここは明治から大正にかけて活躍しニューヨーク総領事などを務めた外交官、内田定槌(うちだ さだつち)が1910年に建てた邸宅で無料公開されている。もともとは渋谷区南平台にあったのが平成9年に横浜に移築したのだそうだ。
さだっち(さだつちです)のことは全く知らなかったのだけれど、ここには落ち着いた喫茶があって手作りのパウンドケーキが家庭的でおいしいという評判をみてやってきたのだった。邸宅の周りにはイギリス風の幾何学模様の花壇が広がっている。入り口でスリッパに履き替える。すぐ左手に小さな喫茶。でも満席だ。そこで、しばらくの間さだっちの家を見学してみることにした。
外交官って給料いっぱいもらえるんだなあと思わずにいられないような立派な洋館だ。ニューヨーク総領事までなったんだそうだからこれくらいは当たり前なのかもしれないけれど。海外へ渡航することが多く、トランクを玄関と2階の間で直接上げ下げできる装置があったのが興味深かった。忙しかったんだね。
ひとまわりして喫茶に戻ると、ちょうどテーブルが空いて無事座ることができた。外交官コーヒーなるべたべたなネーミングのコーヒーがあると聞いていたのだけれど、メニュには「スペシャルコーヒー」になっていた。外交官コーヒーと書いてあったらちょっと笑ってしまったと思うのだけれど、書いてないとなんだか残念。人間って複雑だ。件のパウンドケーキを注文すると売切れてしまったのだという。なんということだ。
コーヒーにはクッキーが2個ついてくるということだったので、3人でコーヒーを頼み、ふみまさ用とパウンドケーキのかわりにみんなで分けようとクッキーを1つ頼む。素朴でおいしいクッキーだった。クッキーがおいしかったので、HoneyMamが「パウンドケーキ、本当にないの?」と食い下がってくれたのだが「本当においしいパウンドケーキなんだすけれど、本当にないんです」と。
外交官の家のスペシャルコーヒーとクッキー

食べ損なったパウンドケーキは200円、コーヒーは500円とリーズナブルな値段の喫茶だ。スタッフの女性が3人いたけれど賄えるのだろうかと心配になるほど。落ち着いた雰囲気。また来たいものだ。
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外交官の家
045-662-8819
横浜市中区山手町16番地(山手イタリア山庭園内)
(おでかけHiLOGで外交官の家の地図を見る)
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